【特集】ソムリエ・ワインエキスパートを目指す方の二次試験対策に！

2021/09/08 05:55

一般社団法人　日本ソムリエ協会　呼称資格認定試験

ソムリエ・ワインエキスパート二次試験（テイスティング）対策はできていますか？

近年、二次試験にて日本ワインが登場しています。

20年度　シャルドネ　16年 S

19年度　甲州　17年　WE

18年度　メルロ　14年　WE

17年度　甲州　16年　S

16年度　マスカットベーリーA 13年　S

（S…ソムリエ、WE…ワインエキスパート）

ソムリエ、ワインエキスパートともに日本ワインが出題されていますので、それぞれ準備しておいてよいかと思います。

甲州　

葡萄の皮はピンク色ですが、ワインは色が淡く無色透明というのがほとんど。しかし、熟成されたものやよく日光を浴びたものはそうとも限らないのでやはり外観だけで判断するのは危険だと思います。店長の主観としては日本酒のような吟醸香が特徴だと思います。

シャルドネ

受検された方の印象として「日本と思わなかった」「フランスかと思った」というような意見をお聞きします。日本の白ワインのクオリティは年々高くなり、海外コンクールでも賞を次々取るぐらいですから特にフランス産との見極めは難しいかもしれません。シャルドネは作り手や土地によって様々な特徴が出るため、日本のシャルドネの特徴、というのは一言では言い表しがたいですが、他の品種の特徴を除外でき、シャルドネのニュートラルさを掴む必要があると言えますね。日本の中でもいくつかの種類を試して共通点を探すのも面白いかもしれません。